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野村総合研究所

内定者同士のコミュニケーションを活性化、
お互い刺激し合い内定ブルーを解消!


【野村総合研究所】内定者同士のコミュニケーションを活性化、お互い刺激し合い内定ブルーを解消!

御社の中で、どのような課題を感じていたのでしょうか?
ブログに注目したのはなぜでしょうか?

私は新卒採用を担当していますが、入社を迷っている内定者からよく「他の内定者に会いたい」という希望を寄せられます。「同期になる人にどんな人がいるのか」「気が合う仲間がいるのか。」「自分がやっていけそうか。」といったことが気になるようです。でも、実際のところは、我々採用スタッフのパワーの問題や、地方学生のように物理的に制約を受ける学生の存在などにより、直接会って交流する場を適宜提供するのは難しいと感じていました。ブログで内定辞退率の悪化防止

そこで、直接会わなくてもお互いの志向や趣味などが感じ取れる場はないか?と考え、個人ベースで情報発信できるブログに着目しました。内定者同士がお互い情報発信し合える場を設けることで、「他の内定者を知りたい」という彼らのニーズを満たせるのではないか、と考えたわけです。今の学生は、ネット上でのコミュニケーションに慣れ親しんだ世代ですから、うまく活用できれば内定辞退の抑止の手段としても機能するのではないか、という思いもありました。

もう1つ感じていた問題意識として、仕事を超えたコミュニティをできるだけ早期に形成したと思っていました。これは「採用」の範ちゅう外かもしれませんが、比較的時間に余裕があり、かつ仕事に対しての先入観が少ない学生時代に、できるだけ職種を超えたつながりを持って欲しいという考えに基づいています。

入社後は当然ながら業務上のつながりが優先されるため、職種が異なったり、プロジェクトが異なったりすると交わる時間が思ったより少なくなります。特に若手のうちは、自分で仕事範囲のコントロールが難しいのでなおさらです。であればこそ、入社前に仕事を軸としない人間関係を築き、入社後のコミュニケーションの幅を広げて欲しいと思うわけです。

そういったコミュニティ形成にもブログは効果的ではないか、と考えたわけです。

ドリコムブログオフィス導入後、どのような変化がありましたか?

実際に導入してからさほど時間がたっていないため、まだ効果というのは計りきれていないというのが正直なところです。ただ、今年の内定者(2007年入社予定)の状況を見ていると、辞退率の悪化は防げており、昨年よりはよい感触を得ています。今年はバブル期並の売り手市場であるにも関わらず、辞退者数が増えていないのは、ブログの効果も寄与しているかもしれません。

 

実際、ブログは内定者にも好評で、全員に聞いたわけではありませんが、悪い噂は耳にしたことがありません。

ドリコムブログオフィスを使ってみて初めて気づいた点は?

あらかじめ内定者ブログとしての使い方を練っていたので、利用状況はほぼ想定の範囲には収まっています。ただ、ブログとSNSの違いというものが運営してみて明確に分かってきた気がします。今回の内定者ブログは、当初からコミュニティ形成を目的としていたため、用途としてはSNSの要素が強いものでした。しかし、ある程度コミュニティが形成されると、少しずつ各人の情報発信による「知識の共有」といった方向に使われ方が変化してきました。そうなると、トラックバックが利用できるブログの方が適していると感じています。

あとは、思った以上に個人ごとにブログの「書き方」に差があるということ。記事の中身が面白い/面白くないだけでなく、見せ方が上手いとか。ブログを書く技術は、ノウハウが重要なんだな、と痛感しました。タイトルのつけ方、文章に改行を入れるタイミング、端的さ、フォントの大きさ、などなど。わざと小さなフォントで自己コメントつけたり、わざと文章を誤って取り消し線をつけたり、これでもかというくらい大きなフォントをつかったり。上手い見せ方をする人は、リアルなコミュニケーションスキルも長けているような気がします。どう伝えようかという事をきちんと考えて、読み手の立場を考慮して書いているのでしょうね。

導入開始前に運営の部分で準備しておくべきポイントは?

内定者ブログを開設するということは、それ相応のリスクがあります。ユーザ(ここでは内定者)がどこまで企業側の都合を考慮するか過信はできませんし、コンプライアンスを求めても、遵守される保障はありません。ユーザの利用規定の設置は当然のこと、社内の監視体制および問題察知の仕組みや、何かあったときに即対処できる体制をとる、といったことが重要だと思います。

我々も手探りで始めた経緯があり、初めて導入した昨年は、会社に不利益な発言をする危険性が低くなるよう、大部分の内定者が入社意思を固めた後にブログをスタートさせています。実際のところ、ブログ開始後に辞退者が出ましたが、場を荒らして去っていくということもなく1年を乗り切ったため、今年は内定が出始めた当初から開設しています。

運用には何人くらいの人が関わっているのですか?

おおよそ2名の体制で行っています。また、少し話が変わりますが、ブログ立ち上げ後、サイトが活性化されるまでのしばらくの間は、「担当者の情熱」が重要だと思います。自身の書き込みも然ることながら、書き込まれるような工夫をどんどん打っていく、牽引役が必要です。

どういうときに「導入してよかった」と言われますか?

入社した新人が元気だったり、仲がよかったり。そういうところですね。他には、たとえば、ある内定者が、「こんな社員の人に会いました」というような内容をブログに書くと、内定者全員に伝播していくとき。内定者から「色々な会社の面が知れて嬉しい」という言葉をもらいます。

一方で、「どうして新人がこんなこと知ってるの?」なんて事を社員から言われることもあります。それに関しては賛否両論あります。あえて多くを知る必要はないのではないか、との声もあります。ですが、個人的な意見としては、ネット社会になって情報がオープンにやりとりされる時代ですから、多少の波風があっても我々もオープンに情報発信していくべき、と考えています。

「SNSサービス」や「掲示板」で、匿名性が高く、事の真偽があやふやな情報が氾濫する中、内定者ブログは情報の出所も分かっているのですから、もし会社にとって都合の悪いことがかかれるのであれば、それは会社としてその内容について訂正なり、釈明なりきちんと説明する必要があるのではないか、と思います。

実質、会社として良いところも改善すべきところも併せ持っているもの。オープンに情報発信することで、会社としての魅力が増していく気がします。

内定者の方からの声は?

自分が今まで会ったことが無いようなすごい人と知り合えてよかったとか、内定者同士でバーベキューや花火大会とか、フットサルチームを結成したり、忘年会や新年会を企画したりと、本当に色々なことが行えて楽しかったとか。また、地方の旅行をしたときに、地元の内定者と交流する機会をセッティングできてよかったとか。そういった声をたくさんいただきました。

 

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